先日久しぶりに母とゆっくり話していたら
母の妹である叔母の話題が出ました。
叔母は以前、蓮田市に住んでいて、行き来はあったのですが
だいぶ前に自宅を売り払って、現在は久喜市鷲宮という町に住んでいます。
5人兄妹の中でも、母とは一番気が合い、今でもよく長電話をしては
お互いの近況を知らせ合っているらしいのですが
実は20年以上も会っていないということが分かりました。
そこで私が叔母の家に連れて行くことになり、昨日それを実行しました。
決まってからというもの、その日が待ち遠しくて仕方なかったそうです。
ナビを頼りに出発して、道にも迷わず1時間半位で
叔父と叔母の住む鷲宮の団地に着きました。
久々の再会では、叔父も含め3人で嬉しくて大喜びするも
それぞれが涙ぐんでの再会となりました。
その様子を見ていて、こちらまで目頭が熱くなってしまいました。
3人ともに80歳後半に差し掛かり
もう簡単には会えないものだと感じてだったのでしょう。
ゆっくり3人で話す時間を取るために、私は近くのスーパー銭湯に行き
こちらはこちらで、のんびりした時間を過ごしました。
しばらくして団地に戻ると、まだ積もる話は一向に止みません。
たぶん同じ話題を繰り返しているんだと思います(笑)
そして、その後も散々話した挙句、再会を誓っての
またも涙の別れとなり、たくさんの手土産とともに叔母宅を後にしました。
私達にとっては、たった1時間半の道のりですが
もはや体力的に外出するのも億劫になった高齢者にとっては
それが遠い遠い場所に感じられるんでしょう。
こんな場面を見せられては
お互いに元気なうちに、また連れて来なければなりませんね。
とても良い親孝行が出来ました。
