逆転人生

昨晩NHKで、逆転人生「40億の借金を16年で返済、ある居酒屋の挑戦」

というドキュメンタリーをやっていました。

大企業でバラ色のサラリーマン生活を謳歌していたにもかかわらず

父親の急死により、36歳で突然倒産寸前の家業と40億円の借金を

引き継ぐことになった湯澤剛さんという方の16年間の記録です。

 

これは何年か前に書籍化されていて

私も自分の経営の参考にしようと何度も読み返していました。

スケールは違いますが、大企業から自営への転身という

私自身と重なる部分があり、とても興味を持ちました。

 

本の中で印象的な部分はたくさんありましたが、特に印象に残るのが

主人公が退職して間もない頃、元の会社の近くで元同僚達と飲む場面で

会話の中で段々と会社の知らない情報が出てきたり

何となく同僚がよそよそしく接してくる中で

自分の居場所はもうここではなく

沈没寸前の鎌倉の自分の会社だと思い知る場面です。

楽しげに仕事の話をする同僚達への羨ましさと

初めて味わう孤独感。

私にも近い経験がありましたので、共感し胸が熱くなりました。

 

苦しい毎日の中で主人公が命を救われた言葉が

「朝の来ない夜はない」「Never Never Never Give Up」だそうです。

今コロナ禍の世の中で、倒産400社、失業者4万人増と

聞きたくないニュースが次々に飛び込んできます。

まさに崖っぷちに立って苦しんでいる人が多いことでしょう。

そんな人達に勇気を与えてくれる良い番組だったと思います。

 

 

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