悲しい思い出

昨日は亡き父の47回目の命日でした。

あれからそんな時間が経ったなんて信じられないです。

私が小6、弟が小4、妹が小1の時でした。

それまで父が大病を患っている事など一切知らされず

ある日突然病院に連れて行かれて、初めてその事実に直面しました。

 

急なことで何が何だか頭が整理できず

葬式では3人並んでお坊さんの法話を聴きながら

下の2人はきょとんとしたまま

私は子供ながらに「この先どうなるんだろう」とただただ不安で

涙が止まらなかったのを覚えています。

当時の担任の先生が、後になってから

「幼い3人の姿を見て、あんなに悲しい葬式は初めて」

と話していたことがあります。

 

そんな日から何と47年もの月日が経ちました。

これまで色々な事がありましたが

どう考えてみても、一番苦労したのは母であったはずで

本当に感謝しきれません。

なかなか感謝を面と向かって言葉にはできませんが

昨夜はそんな遠い昔の出来事を思い出しながら

いつもの居酒屋で一人チビチビやりました

39歳という若さで逝ってしまった父の分まで

私が少しでも長く満足な人生を歩んで行きたいです

 

 

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