売却相談での気づき

最近は時代の流れもあるのか?

 

不動産を売却したいという相談を多くいただけるようになりました。

 

そんな中で色々と考えさせられることも多いです。

 

不動産というのは、その所有者にとっては他人には分からない特別の想いがあったり

 

まだバブルの不動産高騰の頃の印象が残っていることも多く

 

価格の査定を行うと多くの方が「そんな安いの?」という表情をされます。

 

 

 

しかしまだ価格が出せるならよいのですが

 

中には一般の市場では売却が難しいだろうという物件もあり、価格が付けられない場合もあります。

 

例えば、接道義務違反(4m以上の道路に2m以上接していない)や

 

土地が狭くて小さな家しか建築出来ない(容積率の制限)の場合が多いです。

 

昔は建築基準法が今ほど厳しくなかったことから

 

法規制をごまかして建築していたことが大きな要因です。

 

 

 

そんな時に、先に述べた想いのある所有者にどうやって伝えるか?がとても難しいです。

 

以前の私だと、ウィークポイントをあまり強調せずに(言えずに)「何とかやってみましょう!」

 

と期待を持たせてしまい、結果上手くいかなかった苦い経験も何度かありました。

 

 

 

しかし最近は、事前相談会等多くの人から相談をされる中で少しずつ変わってきていて

 

言いづらいことも含めて自分の意見をはっきり言うように心掛けています。

 

何故かと言うと、自分が所有者の立場に立ったらどうか?という視点で見た時に

 

取りつくろった甘い言葉よりも本当のことを知りたいだろうな

 

と思うようになって来たからなのです。

 

私に相談したいということは、不動産のプロとしての意見・アドバイスを

 

求めているんだろうと思うのです。

 

 

 

ただ、そのためには相手を傷つけないような「言い方」と信頼感に尽きるのかなぁ?

 

と思うこの頃なのですが・・

 

不動産屋というのはやっぱり奥が深い仕事です。

 

 

 

 

 

 

不動産売買専門(仲介・買取) ふじみ野市不動産センター