みちのくひとり旅
明けましておめでとうございます。
冬季休暇も終わり、本日より通常営業しています。
本年もよろしくお願いいたします。
さて、私は年末に一泊二日の、みちのくひとり旅に出掛けました。
10年前の震災以降何度か行こうと考えていたのですが、ようやくそれが実現しました。
まず新幹線を一ノ関で乗り換え気仙沼へ向かいました。
魚市場で昼食をとり、その後宿泊先の大船渡温泉♨へ移動しました。
気仙沼から大船渡までは震災で電車が使えなくJRのバス移動になりました。
結局この電車路線は一昨年に廃線になったそうです。
二日目は、三陸鉄道に乗りリアス式海岸沿いを走り
宮古にて少し贅沢な三陸丼をいただき、盛岡経由で帰路に就きました。
車窓から眺める海は、とても静かで穏やかな様子。
まさか10年前にあんな惨事を起こした海とは全く想像できませんでした。
しかし陸地を見ると、住宅や店舗のほとんどが建て替えられたもので
庭木やブロック塀もなく殺風景で、ここには津波の爪痕がはっきりと残されていました。
出発の数日前に、新たな東北・北海道沖地震で桁違いの犠牲が出る可能性を報道していました。
10年前に震災の犠牲になった地元の人達は、そんな報道をどんな気持ちで聴いているのか?
色々な事を考えさせられた旅でした。
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